2018年05月

ただ、目立ちたい。
それが自分の原体験からくるモチベーションだろう。

今でも覚えているのは幼稚園のころ、周りの園児を取り囲む一人の友達の姿。

「自分にはそんな求心力がない」ことへのコンプレックスをずっと持っていた。
特に嫌われてるとかではないが、好かれるキャラでもない、普通の子だった。

スポーツができることが絶対、へのコンプレックス

小学生になると、必然と運動できるやつが目立つ。

だからドッジボール、サッカーあたりはそのあたりから嫌いだった。

好きな子も、スポーツできるような男子が好きなんだろうと思っていた。

気を引くためにバカをやろうとしたが、普通の領域を抜けられなかった。

スポーツ以外でも「タグづけ」ができると知った

いわゆる、文武で言うと「武」、つまりスポーツできなきゃ話にならないと思っていたが、中学あたりから、武ではなく「文」でも目立てることを知った。

年賀状コンテストでも「羊」という文字でひつじの絵を描いただけで入賞した。
他にも、生徒評議会や生徒会、美術や技術の授業……発想で目立てることを知れた。

スポーツほどインパクトはないものの、自分しかやらないことには可能性を感じたし、いまでもそう思っている。

たぶん本心としては、自分にだけつく「タグ」に魅力を感じている。
でも、感じてしまうものは変えられない。

それでも自分の居場所がほしい。自分に興味を持たれたい。普通ではありたくない。

だから、自分の居場所を作ってくれるものに対してだけは本気になれる。

普通コンプレックスがマイナーへのこだわりを産んだ

マイナーなものや一部の誰かしかやらないことは、いろんな人にスポットライトを当ててくれる。
メジャーなもので有名じゃないと当たらなかったスポットライトを、増やしてくれる。

だからマイナーなモノ、コトを広めていける存在になりたい。

それが僕の原体験「普通コンプレックス」からくる、モチベーションなんだろう。

「生まれた時から「ないもの」がない。だから何かが欲しいと「乾けない」。」
「「乾けない世代」は「良好な人間関係」や「意味合い」を重視する人が非常に多いのが特徴です。」

これは尾原和啓氏著の「モチベーション革命」にある一節。
書いてある内容には非常に共感するし、自身もいわゆる乾けない世代(=ミレニアル世代)なので、自身のモチベーションと向き合う一端となった名著だなと思う。

しかし、本当に「ないもの」がないから「乾けない」のか。
穿った見方ではあるが、ひとつの考え方としてまとめてみた。


そもそも「ミレニアル世代」とは

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ミレニアル世代とは一言で言えば、「デジタルネイティブ世代」。

ネットがあるのが当たり前の、なければ作れる世代がミレニアル世代、乾けない世代。

「モチベーション革命」のなかではこのように説明されている。

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ミレニアル世代が「意味合い」を大事にする理由とは

僕らミレニアル世代は、確かに仕事に「意味合い」を大事にしている。(少なくとも僕の近辺は。)

既にモノが揃っているから、という理由も間違いなくあるし、それが大きな理由であるとは思うが、他にも「意味」に振り切らないとやっていられない理由があると思っている。

それは上の世代が「意味合い」を求めはじめることで、下の世代が「目先の欲」に走れなくなっているからだと思う。

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残業代も出ず、副業も禁止され、賃上げもなかなかない。
このような企業は、会社にも人にも「成長」を求めている。

恐らくだが、「乾けない世代」の一つ上の世代は、最初は目先の欲で働いていたがのめり込む内に意味合いを求めるようになった世代ではないかと思う。(最初から意味合いの人も、ずっと目先の欲の人もいるだろうが。)

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そんな人達が上に立っていると、目先の欲に走れないし、走ることが悪とさえされる。

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ミレニアル世代は「好き」に向き合い続けないとならない世代

つまり端的に言うと「乾けない世代」は稼げないから乾くことを諦めているのではないだろうかと思う。

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稼げないならそりゃあ好きな事をやりたい。
好きでもないことに意味合いを見つける事こそ難しい。

乾けない世代をマネジメントするにあたっては、「この仕事には〜〜という意味がある」という意味付けではなく、「この仕事は君の好きな〜〜という活動をするにあたって、〜〜というような意味がある」という当人に意味があると思えなければ、モチベーションをあげることはできない。

乾けない世代当人としても、仕事と自分の好きがどうつながるのか真剣に向き合わなければならないし、そうでなければやる気もバリューもない「ゆとり世代」で片付けられてしまう。
 

だからこそ、まだ若いうちに本気で好きと向きあおう。

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