友人のダイエット目標で話が盛り上がったときに「OKR」の話が出てきたので、自身が目標設定するときのポイントやメンバーの目標設定で気をつけていたポイントをまとめてみようと思います。
目標設定とOKR
なんで目標を設定するのか
目標とは、「いつまでになにをどのような状態になるか」を明文化し、目じるしとするものです。
僕は「人間は基本的に意思が弱い」と思っています。
なので、なりたい姿になるには具体的な目標を立てて、自分を行動させる必要があります。
目標設定に効果的面なOKRとは
では、自分を行動させられる目標設定とはどんなものかというと、「状態目標」から「行動目標」まで一貫した目標であり、より具体的であることだと思います。
そこで「OKR」という目標設定の登場です。
OKRは下記のような、多くの有名成長企業で導入されています。
- Google
- インテル
- メルカリ
なんとなく、すごい目標設定ノウハウだと思ってきませんか?
OKRは目標を2つの要素に分けて考える
OKRのポイントは、O(Objective)とKR(Key Result)に分けて目標を設定することにあります。
O(Objective)
- 達成したい状態目標
- できるだけワクワクできる大きな目標であるこも
- 大きすぎず、60%くらいの確度で達成できる目標であること
- 例:体重90キロまで痩せる
KR(Key Result)
- 状態目標を達成するために必要な結果目標
- 具体的かつその目標が達成されるとObjectiveの達成に近づくと思える
- 4つ程度に絞り込むこと
- 例:ダイエットプログラムの作成(プロのレビュー済み)、ランニング合計3万キロ
OKRでの目標設定のコツと注意点
OKRで目標を設定する、させるときに気をつけていることは、たった2つです。
- ObjectiveとKey Resultの関連性を高める
- SMARTの観点で目標をたてる
1.ObjectiveとKey Resultの関連性を高める
一言でいうと「Key Resultを達成したらObjective達成につながることがイメージしきれるか」です。
こんなことやっても意味あるのか?と悩むKRは全く機能しないし、達成しようとも思えなくなります。
2.SMARTの観点で目標をたてる
僕は目標は迷いをなくすために立てるものだと考えています。
なので、できるだけわかりやすく、誰が見ても同じ認識になる目標を立てるべきです。
オススメなのが、SMARTの観点を使うことです。
- S……Specific/具体的である
- M……Measurable/計測可能である
- A……Achievable/達成可能性のある
- R……Related/目標との関連性がある
- T……Time-bound/期限がある
これを意識するだけで、より追いやすい目標になります。
OKRで立てた目標をうまく運用するポイント
目標は立てれば勝手に追えるほど便利なものではありません。
環境が変わると急にKey Resultが機能しなくなる可能性もあるので、設定だけでなく運用にも注意が必要です。
僕が気をつけていたポイントとしては、下記の2点です。
- 最低月1回など、定期的に振り返る
- OKRから毎日のTodoを決める
要は日々目標と向き合うことが重要なんです。
まとめ
OKRは大きな目標を追う上でかなり使い勝手のいい考え方だと思っています。
しかし、目標達成にはなにより設定をどれだけ考え抜けたかが作用してくる、と経験してきました。
目標設定のスペシャリストになって、なんでも成し遂げられる人になっていきましょう!